飛田江己が多摩川初優勝

ボートレース多摩川の「第39回多摩川カップ」は31日に最終日を迎えた。

優出を果たしたのは、ほとんどが初日か2日目のドリームレース(DR)メンバーだったが、前節の優勝機を引き当てていた後藤隼之も伏兵として存在感を発揮し優出を果たした。優勝戦の1号艇を手にしたのは、予選をトップ通過し準優も快勝した飛田江己。準優までに7戦5勝と好成績を収め、エンジンの仕上がりにも自信を持っており、レース前から人気も集中していた。

3対3の枠なり進入から、インの飛田が0.08のトップスタート。4コースの北山康介も伸びたが、カド受けの3コース作間章が伸び返し、1マークでは北山が躊躇する形に。その隙を突いて飛田があっさりと逃げを決めた。

2コースの後藤が差して追うも、2マークのターンで大きく膨らみ、まくり差していた前田篤哉が内を突いて2番手に浮上。後藤は今泉友吾にも並ばれ、道中は両者で激しく競り合ったが、最終ターンマークで張り気味に回った今泉が3着を確保した。

飛田は通算4回目の優勝で、当地では初の優勝となった。2連単は1-5で800円(4番人気)、3連単は1-5-6で3,290円(15番人気)だった。

優勝戦の結果はこちら 多摩川12R