青木蓮がまくり一閃で2024年の有終の美を飾る

ボートレース戸田の「第43回ゴールドカップ・デイリースポーツ杯」は31日が最終日。心配された北風の影響はほぼなく静水面でレースは行われた。

注目の12R優勝戦は進入に動きはなく枠なりの3対3。スリットで飛び出す艇はなく、1Mは1号艇の赤岩善生が先マイ態勢に出る。ただ、赤岩がレバーを落とした瞬間に2コースの青木蓮がまくり勝負に出る。この攻めに赤岩は若干反応が遅れる。バックでは青木がへ先を浮かして前に出る。赤岩は内で抵抗を見せるが、青木が前に出て、2M先頭で回る。ここで赤岩の追撃はなく、青木がこのまま先頭でゴールした。青木はひそかに狙っていた2コースまくりがはまった形となった。赤岩は二周1Mで競りかけてきた外崎をさばいて2着を確保。外崎が3着に入った。

青木は今年6月の当地に続いて、2度目の優勝。来年は当地の地区スターに選出されているだけに、飛躍がさらに楽しみになる勝利で2024年を締める形となった。

2連単2-1は1,010円(4番人気)、3連単2-1-5は6,560円(27番人気)だった。

優勝戦の結果はこちら 戸田12R