近況絶好調の平石和男が今年2回目のV

ボートレース丸亀の「YouTube番組『ウチまる』4周年記念」は27日が最終日。冬場の当地らしく向い風が強まり、1Rから今節4度目の安定板を使用。7Rからは展示1周、本番を2周に短縮して行われた。

優勝戦は展示と本番で動きはなく、枠なりの3対3。向い風8メートルの中、イン岡村慶太がコンマ07の好スタート。1マークは先マイを狙うもターンが流れてしまい、2コース平石和男の差しが入った。そのまま平石がVゴール。11月の下関以来、今年2回目、当地でも通算2回目の優勝を飾った。

2着はインで残した岡村。3着には道中で猛追する木下翔太を振り切った福田雅一が入線し、3連単2-1-3は1万2830円、29番人気の万舟決着となった。

平石は近況絶好調で、2節前の下関でV。前節の蒲郡は準優勝、そして今節は再び優勝に結びつけた。「エンジンの良さを生かせた」ことが最大の勝因だが、好調の要因については「下関も蒲郡も、オレの生命線である舟の向きと好きな掛かりがきてたからね。今回も良かったと思うよ」と語った平石。さばき技主体の平石にとって、3節連続で自分好みの納得いく仕上がりになっていたことが結果につながったようだ。

優勝戦の結果はこちら 丸亀12R