浜名湖
浜名湖
前田滉が浜名湖で今年3度目の優勝
{{ good_count }}
ボートレース浜名湖の「ルーキーシリーズ第23戦 スカパー!・JLC杯」は25日、準優戦を勝ち上がった6人によって優勝戦が行われた。
スタート展示では3号艇の坂本雄紀がややピット離れで出遅れたが、本番では6者がほぼ互角のピット離れを見せ、枠なり3対3で進入。スタートはダッシュ勢3者がコンマ0台の踏み込みを見せたのに対し、1号艇で圧倒的な支持を集めた前田滉はコンマ12。2、3コースはコンマ10台後半で中へこみの形となった。それでも今シリーズを通して強力な伸び足を見せた前田が外からの攻めを寄せ付けず、1Mを先マイ。そのまま後続を大きく引き離し、バックでは独走態勢に入った。
前田はそのまま押し切り、2着争いは差した常住蓮と石本裕武、さらに坂本雄と接触しながらも外を回った長谷川晴哉が接戦を繰り広げたが、常住が2Mで石本をさばき、追いすがる長谷川を振り切って2着。長谷川が3着に入線した。2連単1-2は210円(1番人気)、3連単1-2-5は1,130円(4番人気)。
今節、前田は早い段階から伸び足を仕上げていた。優勝戦後、「スタートは外が来ていてヒヤッとしたけど、僕の舟足の方が勝っていたので落ち着いて1Mターンができました」と語り、自信を見せた。
今年3回目、当地での優勝は今年2月に続いての連続Vで、当地通算3回目の優勝となる。「本当に来るたびにいい思いができて、地元といってもいい水面。ペラ調整も合うし、走りやすさに直結しています」とコメントし、水面との相性の良さを強調した。2024年を最高の形で締めくくり、「3回も優勝できるとは思わなかったです。来年はさらにステップアップしていきたいですね」と飛躍を誓った。