
多摩川
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ボートレース多摩川の「四市組合設立57周年記念BTS市原カップ」は21日に最終日が行われた。
17日から開催されていた今シリーズは、初日選抜メンバーが思うようにエンジンを引けず苦戦。優出を果たしたのは永井彪也と吉田俊彦の2人のみだった。伏兵の活躍が光る中、快速仕立てで注目された畑竜生と下寺秀和もファイナルに進出。特に地元の永井彪也は絶好枠で人気を集め、昨年の優勝に続く連覇がかかっていた。
スタート展示は枠なりの3対3。しかし、本番では3枠の荒井輝年が遅れて回り込み、畑竜生が2枠から内に入ることなく13/2456の4対2隊形に変化。外枠の3人がスリットで優勢に立ち、内側3人は劣勢となった。
レースは3カドの畑がへこむ展開となり、4コースの下寺秀和が一気にまくりを決める。5コースの上野秀和は外マイを選択し、大外の吉田俊彦がその上野をまくり差してバックストレッチで並走。内側に吉田、外側に上野が並んで下寺を追った。しかし、ここで上野がフライング(F)でレース離脱。吉田は2マークで内を突いた永井を冷静にさばき、最後まで永井を抑えて2着を確保した。
下寺秀和は通算4回目の優勝で、当地では6月に続き連続で優勝を飾った。2連単4-6は5,320円(11番人気)、3連単4-6-1は1万4740円(27番人気)だった。
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