芦屋
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とんでもないアクシデントが発生した優勝戦は5万舟で決着!
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ボートレース芦屋のGⅢ「第20回アサヒビールカップ」は19日、12Rで優勝戦が行われた。
6号艇の吉川喜継が「スローから行くつもり」という宣言通り、展示から前付け。ただ、誰もコースを譲ることはなく、展示も本番も枠なりオールスローとなった。
スリットはほぼ横一線ながら、今泉友吾と石丸海渡の内枠がやや遅れ気味。3コース吉村正明が積極果敢に握って、応戦した今泉は1マーク手前でボートが大きく浮いてしまった。吉村は今泉の下をくぐるような形になってしまい、その際に接触した勢いでボートが一回転。吉村は落水、今泉は妨害失格、更に事故を避けようとした金子和之も水を大量にかぶる形になりエンストで戦線離脱となってしまった。
その間にブイ際を差した上村純一がバックで首位へ抜け出して、1着でゴール。吉川が2着、石丸が3着に入線して2連単4-6は9,730円(21番人気)、3連単4-6-2は5万5280円(75番人気)の超高配当決着となった。
今節のメンバーで直近1年間のイン1着率トップだった今泉だが、最後にまさかのハプニング。初日の1号艇でも敗れており、その時の相手も上村だった。その上村は今年初、当地は初制覇。当地は7年2か月ぶりとかなり久々の参戦で事故レースになったのは残念だが、「芦屋は結構好きなんですよ」と語っていた水面でツキを味方にした。