若松
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丸岡正典が1年9か月ぶりの優勝
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ボートレース若松の「ミッドナイトボートレース BOATBoyカップ」は15日に最終日を迎えた。
新エンジン導入からまだ3節目だったが、1、2節目と同じくパワーの差が大きく、出ている選手と出ていない選手が非常に分かりやすかった。当地は例年、整備の制限がかかる4節目まではこの傾向で、回転が上がる冬場の新エンジンということもあって好感触の選手はかなり多めになるのだが、展示タイムの差が大きいことからも分かるように、伸びの差が非常に大きい。
今節はエンジン抽選の時点で海野康志郎、麻生慎介、濱崎直矢ら主力陣が間違いなく好素性と思われるエンジンを引いて、中でも海野は前検日に61キロだった体重を55キロまで減量。今年5Vに執念を見せていたのだが、準優で無念のF。「切ったとは思わなかった」と振り返っていたが、エンジンが思った以上に出ていたのかもしれない。誕生日だった最終日は6号艇でチルトを1.5度に跳ね、あわや大外まくりか…というレースで2着。F後でも気合のレースを見せている。
優勝した丸岡正典は1人目の岩崎正哉はあまり目立たないエンジンだったが、ペラをたたき、チルト調整などもして本格化。トップグループに負けない足に仕上げていた。ダービー2勝の実力者で、当地のSGでも優勝戦1号艇を獲得したこともあるのだが、これが1年9か月ぶりの優勝。しかも来期はA2級降格というのがとても信じられない。しかし、今節が巻き返しのきっかけになるのではないだろうか。