丸亀
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大混戦を冷静にさばいた長嶋万記が今年初のVゴール/丸亀オールレディース
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ボートレース丸亀のGⅢ「オールレディース 篠崎こころCUP」は7日が最終日。強風が吹き荒れ、終日安定板を使用。周回展示1周、本番レースを2周に短縮して行われた。
優勝戦は向い風6メートル。序盤を思えばやや収まったが、それでも今節初の安定板とあって調整面を含めて難しい水面コンディションに。スタート展示と同様に進入は枠なりの3対3で、全艇がゼロ台の早いスリット合戦。イン細川裕子がコンマ04のトップスタートから1マークを先マイするも、今井裕梨のまくりに抵抗してターンが大きく流れた。バックでは今井、長嶋万記、田口節子、小芦るり華の4艇が並び、そこから抜け出した田口と小芦が2マークで競り合い。田口はオーバーターンになり、その隙を逃さず空いた懐へ差しを入れた長嶋が小芦を捕らえて首位へ抜け出した。2周1マークで後続を振り切った長嶋が1着でゴール。2着は小芦、3着には平高奈菜が入線して3連単5-4-6は3万1390円の大穴決着となった。
長嶋は優勝戦メンバーが決まった時から「厳しい足ですね」と語っていたが、勝負ごとは何があるか分からないもの。優勝インタビューでは「ホントに信じられないですね。足に自信がなかったから、いい意味で落ち着いて冷静に行けたのが良かった。2周戦で良かった(笑)。今年は不甲斐なかったけど、まだまだ諦めず、年末まで一生懸命走ります」と語った。
長嶋は今年初、当地は2回目の優勝。今年の丸亀の女子戦は三浦永理、森下愛梨、長嶋と静岡勢が3連勝となった。次走は蒲郡のクイーンズクライマックスシリーズに参戦予定だ。