平和島
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「ギャーとなってました」香川素子が執念の道中逆転V!/平和島ヴィーナスシリーズ
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ボートレース平和島の「マクール杯 ヴィーナスシリーズ第18戦」は30日にシリーズの幕を下ろした。
序盤を引っ張ったのは当地は久々の参戦だった守屋美穂。2日目まで3連勝とした後、3日目6枠時に連勝は途切れたが、その後は再び白星を加算して予選をトップ通過。注目の72号機を引き当てた香川素子も好走し、2日目からは3連勝。得点率は守屋と同率でトップに並んだが、上位着順差で守屋に届かず予選は2位通過となった。
ただ、準優が行われた5日目はイン受難の一日になり、後藤美翼、守屋が敗れる波乱が発生。準優1枠で唯一の逃げ切りを決めた香川にV戦1枠が転がり込んだ。
しかし、当地では6月に新エンジンが投入されて以降、優勝戦1枠の優勝が少なく、前節まで6連敗中という状況だった。先のチャレンジカップを制した河合佑樹を始めとして、前田将太、山田康二、今泉友吾らA1級の選手たちが絶好枠を得ながら敗れており、穴決着が続いていた。
そんな不穏ムードの中で迎えた今節の優勝戦。イン香川が1マークを先マイするも、2マークは混戦状態になり落水艇が出るアクシデントが発生。その間に高石梨菜が逆転で首位に立ち、今節も波乱決着かと思われた。ところが、ホームで素早く立て直した香川が高石を捕らえて、周年の逆転劇。久しぶりに当地の優勝戦で1号艇がVを飾った。
今節は若手中心のヴィーナスシリーズではあったが、終わってみれば72号機の機力とベテランの冷静さが光るシリーズだったと言えよう。
優勝者コメント・香川素子
「波乱だったんでアレですけど…何とか。スタートは早すぎちゃったんで落としちゃって4番(武井莉里佳)に伸びられました。バックストレッチではギャーとなってました(苦笑)。足は良かったと思います。(直前節に参加していた息子の香川颯太から)72号機が出ていると、それだけ聞いてきました。久しぶりに優勝できましたし、いっぱい手を振ってもらって嬉しかったです。また頑張りますので応援して下さい」。