常滑
常滑
豊田健士郎がゼロ台Sから押し切って今年9度目のV
{{ good_count }}
ボートレース常滑の「日刊スポーツ創刊75周年記念競走」は30日が最終日。強い向い風が吹いて、1Rから安定板を使用。しかし、次第に風向きが変わり、優勝戦の頃には緩やかな追い風コンディションに。
それでも安定板は装着されたままとなったため、藤山翔大は一撃仕様で臨めず。直前まで「チルトはまだ決めてない」と悩んでいたが、結局マイナス0.5で伸び特化の調整とはならなかった。
優勝戦の進入は枠なりの3対3。カドから永田啓二が渾身のゼロ台Sでまくりを仕掛けたが、イン豊田健士郎も同じくゼロ台の踏み込みから逃げ切りに成功。今年9回目のVを飾った。空いた差し場を突いた浅見昌克が2着。金子和之が3着に入線して、2連単1-5は1,550円、3連単1-5-3は4,210円で決着した。
ただ、選手の安全や公正なレースのためとはいえ、安定した水面でも安定板を装着したままではボートレース本来の面白みがなくなってしまわないだろうか。少し複雑な気持ちになる優勝戦だった。