芦屋
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中亮太が悪い流れを断ち切る会心のV
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ボートレース芦屋の「ルーキーシリーズ第20戦 スカパー!・JLCカップ」は28日に最終日を迎えて、12Rで優勝戦が行われた。
12R発売中に強まった雨風は本番開始直前にピタリと止み、これが1号艇の中亮太を後押し。パワー面では上がいたが、インからトップSを決めると圧倒的なターンスピードで1Mを旋回。他艇に何もさせない完璧な逃げを決めた。
2番手争いは内から追い上げてきた高井雄基が2マークで内へ切り返すも艇が流れ、ブイ際を差した原田才一郎が先行。外を握った藤原碧生は高井に前をふさがれる格好になり、その間にリードを広げた原田が2着を確保。藤原が3着でゴールして、2連単1-4は530円(2番人気)、3連単1-4-5は1,660円(4番人気)と人気筋で決着した。
中は2期前にA1に初昇格も、前期は5点台中盤に止まり1月からA2に降格。さらに期末、期始めの2節連続でFと流れは最悪と言っていいほど悪かった。それでも今節は「どこよりも好き」という当地で、悪いリズムを断ち切るかのような快進撃。パワーで劣っても旋回力で上回る、真骨頂とも言えるレースで王道Vを飾った。次節は福岡周年。GIでも自身の武器をフル活用してアピールする。