若松
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塩田北斗が押し切って今年4回目の優勝
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ボートレース若松の「若松夜王シリーズ第3戦 サッポロビールカップ 福岡県内選手権」は28日、最終12Rで優勝戦が行われた。竹井貴史の鋭いまくり差しをバックで振り切った塩田北斗がインから逃げ、今年4回目、当地でも4回目、通算34回目の優勝を飾った。
最終日も強い向い風で安定板装着の2周戦で行われたが、優勝戦本番はピタリと風がとまり、好水面に恵まれた。進入は動きのない枠なりの3対3で、スタートは2コースの水摩敦がやや後手。全速逃げの塩田に対し、3コースの竹井が鋭いまくり差しハンドル。一瞬、きれいに差さったかのように見えたが、バックの足は塩田が圧倒的。2マークまでに1艇身以上の差をつけてそのまま優勝。竹井は文字通り、惜敗の2着。今井貴士は水摩を振り切って3着を確保し、2連単、3連単とも1番人気の大本命決着となった。
塩田は6号艇だった1走目だけ3着と敗れていたが、ドリーム戦からパワーを仕上げており2走目からは4連勝での優勝。次走の鳴門周年の後はまだ一般戦2節を残しており、V6到達は可能。12月は当地クラシック出場をかけた勝負駆けに挑む。