尼崎
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大逆転Vで宮地元輝が通算1,000勝を達成/尼崎ダイヤモンドカップ
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ボートレース尼崎のGI「尼崎ダイヤモンドカップ」は15日、宮地元輝の2マーク大逆転優勝で幕を閉じた。2022年福岡周年以来となる2度目のGI制覇で、通算1,000勝目というメモリアル優勝となった。獲得賞金は9,000万円台を突破して、ランキング8位に浮上。「尼崎は相性がいい」と語る得意水面でのドラマチックなフィナーレは、多くのファンを魅了した。次走の下関SGチャレンジカップ、さらにその先の大舞台に向けて、期待が膨らむばかりだ。
一方、黒井達矢は初タイトル獲得に挑むも、無念の逆転負け。22年の戸田周年でも逆転を許した悔しさがある。今回も悔しい結果となったが、予選は唯一のオール3連対にまとめるなど胸を張ってシリーズリーダーだったと言えるだけに大きな自信にもなるはず。
また、記念初優出を目指した佐藤博亮は結果を残せなかったが、予選ラストの3連勝で4位通過を果たすなど存在感をアピール。次回の記念タイトル挑戦に向けて期待が高まる。地元の魚谷智之も準優で痛恨のターンミスがあったものの、仕上がりの良さを見せた走りには復活の兆しが感じられた。
シリーズ最終日は逃げ9本(49)、差し1本(6)、まくり差し0本(6)、まくり0本(5)、抜き2本(5)、恵まれ0本(1)。インの強さを改めて実感するシリーズとなった。
優勝者コメント・宮地元輝
「ありがとうございます。最高ですね。ここ何年かで一番順調に仕上がったシリーズでした。(予選ラストで6着に敗れたが)GIで王道Vをしてみたかったんですよ。危なげない走りをしたかった。こういう奴なんですよ、自分は。でも、限界まで勝負をしました。優勝戦は気になるところもなく、良かったと思います。1マークはターンマーク2個ぐらい外してしまったが、2マークは師匠の教えを守ってスピードを持って回れました。通算1,000勝は今日したかったから、良かったです。賞金ランク8位になって欲が出ちゃうな。もう少しやることができたら、もうチョイ行けそうなんですけどね。38歳ですけど、まだキャリアアップができそうですね。
(お客さんの応援に対して)熱いですね。お客さんの熱量をもらい、選手はみんなでぶつかり合う。それがボートレースですね。うまくまとまらんかったけど(笑)。すぐ近くにメッカ(住之江)がありますしね。かっこよくないかもしれないけど、黄金のヘルメットをかぶりたいですね。
尼崎は相性というか運命的な気がする。九州を出て、ここが次の地元ですね。平日なのにお客様が残っていて声援をもらい泣きそうになった。今以上にもっと熱くさせる走りをするので、応援をよろしくお願いします」。