福岡
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ペラ調整で戦える状態に底上げした溝口海義也/福岡ルーキーシリーズ
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ボートレース福岡の「ルーキーシリーズ第18戦・スカパー!JLC杯」は6日に予選2日目を迎えた。22年にレース中の事故で殉職した中田達也さんの3回忌でもあり、場内には特別な空気が漂っていた。
2日目、最も勝利を望んだ選手の一人が中田さんの弟弟子にあたる溝口海義也だった。溝口は5、6枠と勝利が難しい枠番ながらも、故人の思いを胸に挑んだ。前半6Rでは、コースを1つ動かして4コースから2着を確保。後半11Rでは大外からの進入を狙ったものの6コースからのスタートとなり、5着でフィニッシュした。
波のある成績となったが、溝口の表情は明るかった。「ペラ調整で直線が上向きました。少なくとも下がることはなくなったし、手前の感じも問題ない。戦える足にはなってきています。ただ、エンジン的にこれ以上ってなるとどうかねって気はしています」と、機力への手応えを語った。
中田さんが生前に見せていた「足りない部分は気持ちで補う」という姿勢を貫き、3日目は3、4枠のセンター枠から着実なレース運びを狙う。