住之江
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黒井達矢が6コースから突き抜けて21万舟と波乱の幕開け/住之江高松宮記念
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ボートレース住之江のGI「第52回高松宮記念特別競走」は1日に初日が終了。オープニングカードはオレンジモーターの4号艇・上田龍星はカドからトップスタートを踏み込んで攻めたが、内から伸び返した2号艇・藤岡俊介がブロック。6号艇・黒井達矢が6コースからまくり差しで突き抜け、2連単6-3は5万9420円、3連単6-3-1は21万1580円の特大配当が飛び出す波乱の幕開けとなった。
黒井はレース後、「時間がなかったのでペラと試運転だけして行ったんですけど、間に合わせられましたね」とホッとした表情。「舟が返ってくる感じ、出口の押し感が良くなった」と手応えも掴んでいた。
4Rでもまたもや波乱。4号艇・中島孝平がまくって攻めた展開に、6号艇・山崎郡が6コースから鮮やかにまくり差して3連単6-4-1は6万5810円。山崎は「お盆の時に乗ったエンジンなので、ある程度は何をしていいのか見当が付いているアドバンテージがありました。バランスが取れて、どの足も中堅以上はあります」と機力にも好感触。同じレースを走った選手からは、「山崎選手が回ってからグイグイ押している」という声も聞かれた。
当地の最近4か月の6コース1着率は1.0%だが、それが記念の初日に2本も決まるのだから、分からないものだ。不利枠を1着でクリアして優勝戦線に名乗りを挙げた黒井、山崎は2日目以降も注目の存在だ。