唐津
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前田滉が唐津初Vを決めて3連単は8万4880円の高配当
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ボートレース唐津の「第9回楽天銀行杯」は31日が最終日。風の影響がほとんどない静水面の中、12Rで優勝戦が行われた。
3対3の枠なり進入から、スタート後に伸びたのは3コースの島川光男と大外の前田滉。島川はまくりを狙ったが、イン北山康介が応戦してターンが膨らんでしまった。その隙を突いたのが前田。寺本重宣と向井美鈴の頭を叩きながら鋭いまくり差しを決めて、バックでは早くも独走態勢を築いた。
2着には島川が入り、北山、向井、寺本、泥谷一毅で大接戦となった3着争いは、2周1マークで全速戦に出た寺本が抜け出して決着。2連単6-3は9,870円(21番人気)、3連単6-3-4は8万4880円(91番人気)の高配当決着となった。前田は当地初優出で初優勝。今年2回目、通算7回目のV。
また、31日は級別争いの締め切り日で、A1級では向井、泥谷、松尾夏海、川原祐明、A2級では酒見峻介と山崎昂介が勝負駆け。結果、優出していた向井と泥谷は勝負駆けに成功。松尾と川原は不発となり、川原は連勝で粘ったもののわずかに届かなかった。また、酒見は1、2着、山崎昂は2着2本にまとめてボーダーを突破し、泥谷は13期ぶりのA1復帰を果たした。