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黒野元基が渾身のまくり差しを決めて当地連続V
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ボートレース津の「スポーツ報知ビクトリーカップ」は30日、最終日を迎えた。
1Rから安定板が使用され4Rからは予備ピット、2周へ周回短縮となる強風コンディション。優勝戦は1号艇から渡邊雄一郎、別府正幸、石原翼、北村征嗣、黒野元基、高橋龍治。並びは枠番通りの3対3となった。トップスタートを決めたのはイン渡邊、そして黒野だが、握って回したのが遅れ目のスタートとなった石原。だがこれは届かず、北村を抑え込みながら黒野がまくり差し。これが鋭く決まってバックは渡邊と併走へ持ち込んだ。2Mを内有利に運んだ黒野がそのまま突き放し、当地連続V、通算10回目、そして今年4Vとなる大きな一撃を決めた。
今後は一般戦を3節、そして鳴門GIというスケジュールが待っている。クラシックという初のSG出場権がちらつき始めて来た秋。あまり感情を表情に出さないクールな男が、目の色を変えそうな予感。Vラッシュをかけるか。