戸田
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桐生順平が悲願の地元SG初制覇/戸田ボートレースダービー
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ボートレース戸田のSG「第71回ボートレースダービー」は27日に優勝戦が行われた。
初日のドリーム戦を制したのは峰竜太。前検から相棒の47号機を「Sランクのエンジンだと思う」と高く評価しており、出足系で本人向きの仕上げにして、予選をまとめていった。3月の当地SGボートレースクラシックを制している毒島誠も、行き足を軸にパワー満点の走りでポイントを積み重ねる。一方、地元勢は期待が集まるエース桐生順平が気合の走りで何とか食らいつき、熾烈な予選首位争いに挑む。
予選を制したのは峰。苦手意識のある当地水面でオール舟券絡みとまとめ、「苦手を克服しつつある」と躍動感あふれるレースを展開した。準優戦でも鋭い旋回で押し切り、優勝戦の絶好枠を手に入れた。2位通過の毒島、3位通過の桐生もそれぞれ準優戦をしっかり逃げてファイナル入りを決定。地元からは佐藤翼も懸命の走りで地元SG初の優勝戦進出に成功した。
ファイナルのV戦では、「峰のダービー連覇」か、「毒島の戸田SG連続V」か、それとも「桐生・佐藤翼の地元SG初V」か…注目を集めた。そして迎えた決勝では、桐生が3コースから見事なツケマイを決め、悲願の地元SG初制覇を果たした。
優勝者コメント・桐生順平
「優勝するならこれしかないと思ってた。ほんと完ぺきでした。(ツケマイが決まったときは)気持ちよかったです。朝特訓で下がってたので、ギアケースを換えました。ペラもすごい間違っていて、叩いたら体感が良くなってた。乗ってる感じはだいぶ良かったので1Mのあのターンができた。追い風だったし、峰さんでも落とすかなと思ってた。でも思ったよりは静水面だったし、走りなれてた分の差が出たんだと思います。翼とワンツーできたし、埼玉県民にはみんな取ってほしい舟券でしたね。グランプリ制覇と地元SG制覇。どっちが嬉しいかは、それは選べないくらい。どっちもすごいんで、それくらい大きいことです。(これで賞金ランキングは2位)もう1回グランプリは取ってみたい。みんなすごい選手ばっかり。ターンもうまいし整備力もペラもうまい。自分はまだまだ底力が足りないなと感じているし、もう少し頑張らないとダメだと感じている。F休みがあるので、そこでペラの勉強をしたいと思う」。