竹井貴史が住之江初優勝を達成

ボートレース住之江の「三都市対抗戦報知新聞大阪60周年ダイナミック敢闘旗」は23日に最終日の開催が行われた。

優勝戦では、竹井貴史がイン速攻で見事な勝利を収め、当地初優勝を達成。今年3回目、通算10回目の優勝となった。優勝戦での竹井はコンマ11の6番手スタートだったが、スリットラインを越えた瞬間、凄まじい加速を見せ、1マークまでに隣の森貴洋よりも半艇身以上前に出ていた。出足も強力で、1マークを回った瞬間に後続を引き離し、あっという間にリードを広げた。

次位争いは3コースから外を回した沢田昭宏と、2コースから差した森との激しい戦いとなったが、2マークで角度を付けて森の内を差した沢田が競り勝った。道中では、若林将が森に追いすがるも、森が冷静なハンドルワークでこれをさばき、3着を守りきった。

2連単1-3は740円(4番人気)、3連単1-3-2は2,680円(11番人気)の決着となった。竹井は今節から新ペラに換えた86号機を節イチに仕上げ、コース不問の決定力を発揮。3日目から怒涛の6連勝を達成し、その強さが際立った。

この後、竹井は宮島、浜名湖、若松の一般戦に出場し、12月には福岡の周年記念への参戦を予定している。大舞台でのさらなる活躍が期待される力強い走りだった。

優勝戦の結果はこちら 住之江12R