琵琶湖
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「S力でメシを食っているんでね」吉田拡郎が快SまくりV/びわこ秩父宮妃記念
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ボートレースびわこのGⅡ「第68回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」は20日に優勝戦が行われた。
優勝戦は吉田拡郎がコンマ03の快Sを決めたのに対して、残る5人はコンマ10台。まさに目の覚める一撃で、吉田拡が当地伝統のGⅡタイトルを手に入れた。機力的には上位に見劣ったものの、「S力でメシを食っているんでね」と胸を張るように、勝負どころでの強心臓ぶりは健在。丸亀オーシャンCでのSG初戴冠から10年が経過したが、その輝きは今なお色褪せていない。
このVで来春のSGクラシックの出場権を獲得。「今年はSG、GIでまったく活躍ができなかった。来年こそ活躍したい」と意気込む2025年の走りには注目だろう。
また、優勝戦では吉田拡と笠原亮以外の4人が中間整備が入ったモーター。他にも柳生泰二、安河内将も中間整備機を手にトップ級のパワーを誇った。その多くが2連対率は20~30%台。数字では判別できないエース級モーターが猛威を振るったシリーズだった。
優勝者コメント・吉田拡郎
「本体整備、ペラ調整で伸びを求めたけど、S特訓から全然伸びなかった。いいSが決まったのがよかったですね。最近はSがよくて 、自分を信じていいのがいけている。S力でメシを食っているんでね。それが生かせてよかったと思います。茅原(悠紀)君の攻める姿勢には刺激を受けている。今年はGI、SGでまったく活躍ができなかった。来年はSGのあの舞台で茅原君に肩を並べる活躍がしたい。あっ、まだ今年も2カ月あるから頑張ります!(笑)」。