浜名湖
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優勝戦は波乱の決着!里岡右貴が2万舟を提供
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ボートレース浜名湖で開催されていた「日本財団会長杯」は17日に最終日を迎え、里岡右貴が5コースからまくり差しで当地2度目の優勝を飾った。
人気の中心となっていたのは細川裕子。前節の周年記念で峰竜太が優出した28号機を武器に、シリーズ序盤で3連勝するなど圧倒的な走りを見せていた。予選は3位通過だったが、準優では横澤剛治と樋口亮が相次いで敗れ、唯一逃げていた細川が優勝戦1号艇を手にした。
一方、里岡は前走地の大村でフライングを切り、F2のハンデを背負っての参戦。手にした30号機は中堅級のエンジンだったが、出足系を向上させて、安定した走りで予選を突破。優勝戦では目立つ機力ではなかったものの、試運転とペラ調整を繰り返して臨んだ。
優勝戦は枠なり3対3の進入となったが、スロー勢3人がコンマ20台後半と後手を踏む展開に。コンマ13のトップスタートを決めたカド野中一平が内を一気に飲み込もうとしたがターンマークを大きく外してしまい、空いた1マークへ的確にまくり差しを入れた里岡がトップに踊り出た。野中は2着、3着にはまくられながらも残した3号艇の樋口亮が入線。3連単5-4-3は2万5220円(60番人気)の波乱の決着となった。