芦屋
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林美憲がトップスタートから一気まくりでV
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ボートレース芦屋の短期決戦「PayPay銀行賞」は30日、最終12Rで優勝戦が行われた。
6号艇・西島義則は当然のように前付けに動き、1号艇の地元・三苫晃幸も枠を主張。展示ではかなり深くなったが、本番では三苫が100m、西島は120mあたりの起こし位置に。並びは16カド2345になった。
これなら内寄り決着になるかと思われたが、最後に笑ったのは伸び型の調整で3カドに引いた林美憲。三苫と西島はコンマ12、13の好スタートを決めたが、林はコンマ06と0台の踏み込み。ダッシュを乗せてスリットを通過すると、1Mまでに伸びて内の2艇を飲み込んだ。2着は大庭元明、3着は小回りで粘った西島で、2連単2-4は1,440円(8番人気)、3連単2-4-6は6,740円(29番人気)で決着した。
外枠なら前付けに動いてスローからレースをするイメージが強い林だが、今節は前検から「淡水で、このペラが使えるのは分かっていたからね」と伸び型にペラを調整。4日間で伸び型にしなかったのは準優の1号艇だけで、優勝戦でもチルトを跳ねて3カドから若々しいレースを披露した。「もう50歳になるけど、いろいろやっていかないとね」と極端なスタイル変更も柔軟にこなすのは、本来攻撃的なスタイルを売りにしていた経験値もあるのだろう。ハイブリッドスタイルでまだまだファンを魅了する。