菊地孝平
菊地孝平

浜名湖

【GI事前情報】菊地孝平が優勝候補筆頭/浜名湖賞

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展望

地元ツートップの菊地孝平深谷知博に期待がかかるのは言わずもがな。ただ、今年に入ってからの当地での成績は実に対照的だ。菊地は正月戦での優勝、その後も含め4節いずれも優出(優勝・2着・4着・4着)。一方の深谷は同じく4節を消化して予選突破は2度で優出はゼロと物足りなさが残る。その辺を踏まえると、菊地が優勝候補の筆頭とみていいだろう。

遠征陣では峰竜太の存在感がひときわ光る。こちらは21年のGI68周年から当地で4連続優出中。しかも23年7月のGⅡモーターボート大賞、今年1月のGI70周年と連続V。今回も良機を手にすれば、一気に突っ走る可能性は十分に考えられる。

水面・モーター

現行モーターは4月16日が初使用。現時点でのエース格は12号機だ。7月の一般戦で齋藤達希がセット交換を施して気配一変。近況は特に行き足から伸びに力強さを感じさせる。それに続くのが62号機。7月に中辻博訓谷川祐一と連続V。夏場に入り一気に好調モードへと突入した。これら2基に続くのが5号機。初下ろしからスランプなく力強い動きをみせる優等生だ。対して、初下ろしから連続優勝するなど脚光を浴びた19号機は勢いに陰り。すっかり並のモーターになった印象がある。

水面は季節の変わり目とはいえ、夏の名残の向い風が基本。風はあまり強くなく、穏やかなコンディションが多い。

今節のキモ

参加メンバーで浜名湖巧者と言えば、豊田健士郎が有名。前回1月の70周年では途中帰郷の憂き目に遭っただけに、リベンジあるのみだ。他では塩田北斗が当地で好実績を残す。22年以降の3節全てで優出。前回の6月一般戦では前回使用者(刑部亜里紗)のペラを触らずに走ってオール3連対で優勝を飾ったことは記憶に新しく、調整面のアドバンテージも大きいか。

地元静岡勢では谷野錬志が面白い存在となる。8月のお盆レースでは2M逆転で待望のオール静岡初Vを飾った。今年は2月蒲郡東海地区選に3月住之江周年と2度のGI優出。GI初優勝への機は熟したと言っても過言ではない。