琵琶湖
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下河誉史が9年ぶり2度目の優勝
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ボートレースびわこの「キリンカップ2024」は25日、優勝戦が行われ、シリーズリーダー・下河誉史がインから危なげなく逃げ切り、優勝を果たした。
優勝戦は3対3の枠なり進入でスタート。スリット上では、インの下河、2コースの久田武、カド4コースの馬場剛の3者がコンマ11で並び、他の3者も遅れることなくほぼ横一線のスタートとなった。1マークでは下河が先制し、3コースの地元・川島圭司がまくりで攻め、2コースの久田は差しハンドルを入れたが、いずれも逃げる下河には届かず。さらに、最内から差した馬場が加わり、3者による2位争いに。
1周2マークでは早くも後続に差をつけた下河が悠々と旋回。2番手争いは、内から追い上げた三浦永理が強引に先取りするも、馬場が冷静に差しさばき、2位争いは3周1マークまで続いたが、最終的に馬場が三浦を振り切り単独2位に浮上。3連単は1-4-6で3,760円(14番人気)。
終わってみれば、2着以下を2秒以上突き放す圧倒的な勝利を収めた下河。これが自身9年ぶり2度目の優勝で、当地では3度目の優出(前回はGII優出)で初Vを飾った。今節引き継いだ71号機は、前回の周年記念で篠崎元志が完璧に仕上げていたもの。序盤は調整が合わず目立たなかったが、中盤から大変身を遂げ、準優と優勝戦では圧倒的なパワーで他者を寄せ付けなかった。