琵琶湖
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深井利寿が地元周年初制覇/びわこ大賞
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ボートレースびわこのGI「開設72周年記念びわこ大賞」は17日に最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。
深井利寿が手にした59号機は2連対率わずか20.7%の低勝率モーターだったが、先月行われた2回目の中間整備でエース級に変貌。前検から抜群のパワーを披露し、6コースからの初戦を白星で飾ると、その勢いのまま予選首位から駆け抜け、12年ぶりのGI優勝と、悲願の地元周年初制覇を成し遂げた。
同じ17日には、愛弟子の遠藤エミが宮島で優勝を飾り、SG5冠の馬場貴也や、今大会で優出を果たした守田俊介、丸野一樹など、今や一大勢力となった滋賀支部を牽引するベテラン深井。50歳となった今も、その健在ぶりを見せつけた。来月に参戦予定の秩父宮妃記念杯(GⅡ)でも、再び優勝戦線を沸かせる可能性が高い。
なお、今大会で使用された丸野の33号機、守田の37号機も、深井が手にした59号機と同様に、中間整備によってエース級に化けた注目モーターだが、共に複勝率は30%台と低め。例年以上に「数字だけでは判断できない」日本一難解なパワー相場が展開されており、スポーツ紙やオフィシャルサイトでの情報チェックが不可欠となりそうだ。
優勝者コメント・深井利寿
今節はずっとノーハンマーのまま。児島の時もエンジンは良かったけど、今回は過去イチ(一番)に出ていたと思います。Sに集中するだけでしたね。優勝戦は守田さんが見えたけど慌てずに回れたし、2Mもしっかり自分のターンができた。まさか優勝できるとは思っていなかったし、やっぱり地元でGIを勝てたのは格別。本当に最高ですね。(弟子の)遠藤エミと同じ日に優勝できたのもよかった。最近の滋賀支部はみんなすごいし、それについていけるように頑張っています。来月のGⅡもこのエンジンを引ければいいですね(笑)。(来春のSGクラシックの出場権を獲得した)SGでは1等を取れていないから、次は水神祭を挙げるのが目標です。