井上慧人
井上慧人

若松

新鋭・井上慧人が事実上のエースエンジンをゲット

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ボートレース若松の「ミッドナイトボートレース第42回日本財団会長杯」は9日に前検が行われた。

当地のエンジンは昨年11月17日から使用されて今節が29節目。そろそろ使用末期を迎えるが、ようやく相場が固まってきた印象。ただ、それは2連対率には全く反映されていない点に注意。セット交換を中心にギヤケース、キャリアボデーなどの交換が当たって見違えるほど上昇したエンジンがかつてないほど多い。次節が周年記念なので今節は上位機の多くがお蔵入りとなっているが、それでも上位機があまりにも多いのでざっと10基はAランク機が今節も使用される。S評価(事実上のエース機)でもいい32号機も使用されるので、これを主力陣が引けば文句なしのV候補筆頭になる。

32号機(A+)井上慧人

5月のセット交換で爆上がりし、7月には山田哲也が準完全Vで全24場制覇を達成。それ以降は実はB級しか乗っていないのだが、出方が半端ではない。文句なしのトップ機。

8号機(A+)小林礼央

6月のセット交換で爆上がり。新田泰章が「最近にない足」と絶賛したが、出すぎてFを切った。お盆戦の田中宏樹も節イチ仕立て。チルトを跳ねても回り足が抜群だった。

10号機(A+)永田啓二

5月のセット交換で上昇。特に気温が30度を超えた7、8月は乗り手に関係なくほぼトップクラスをキープしていた。「全部がいい」というコメントが多い。

42号機(A+)岡暢祐

6月のセット交換で気配一変。これ以降A級は丹下将しか乗ってないが当然優出。それ以外は全員B級だが、いずれも節イチを争いくらいのパワーを披露している。

16号機(A+)平尾崇典

初使用からずっと上位の好素性機。ギヤケース交換はあってもセット交換はないまま、セット交換機に負けないパワー。7月ルーキー戦では津田陸翔がノーハンマーで節イチ。

55号機(A↑)本岡勝利

2節前の小林基樹がセット交換して大幅に上昇し、前節の中島昂章は前検から抜群の気配で優出。「間違いなくセット交換が効いている」と話していた。全部の足がいい。

3号機(A↑)江本真治

6月にセット交換されて、それ以前とは明らかに気配が違うが、それ以降はA級が乗っていないので正体を見せていない。しかし、2節前の水原慎は初日連勝と派手な活躍。

57号機(A)川崎智稔

7月のセット交換で上昇。その後はB級しか乗ってないにもかかわらず、出足を中心にずっと目立つ気配。前節は5人ぶりにA級(桑原将光)が乗ったが本体を絶賛していた。

30号機(A)上村慎太郎

ギヤケース交換はあるがセット交換なしの上位機。4月に森野正弘が優勝して以降、乗り手を選ばずにほぼ上位気配。女子の来田衣織が乗った時は圧倒的な節イチだった。

40号機(A)土井祥伍

キャリアボデー交換はあるがセット交換なしの上位機。7月の安河内将が圧巻の節イチパワーで優勝。初使用からA級は5人しか乗ってないが、それでも37%の数字がある。

ドリーム戦の出走表はこちら 若松12R