若松
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杉山勝匡のチルト3度使用はあるのか
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ボートレース若松の「ミッドナイトボートレース第42回日本財団会長杯」が10日に初日を迎える。前節は菅章哉、堀之内紀代子、阿波勝哉、伏田裕隆らチルトを跳ねて走る選手を意図的に呼んで、当地でチルト3度が解禁になったことを全国のファンにアピールするためのシリーズでもあった。菅の優勝は当地としても万々歳というところ。そうそう毎節、チルトを跳ねる選手を呼べることはなく、チルト3度で誰も走らない節が今後はあるだろう。
今節のメンバーで伸び型の調整するのは酒見峻介、杉山勝匡の佐賀コンビくらいしか見当たらないが、酒見はペラは伸び型でもチルトはせいぜい1.5度までで、前検日も「チルト3には多分しないと思う」ときっぱり。
そうなると期待したいのは杉山の方で、調べてみると今年は唐津で2回、児島と下関で1回ずつ、チルト3で走っている。前検の手応えは、「少し伸びたかもしれないが、レースで使えるほどではない。チルトはどうするか、まだ何とも言えない」と、こちらも消極的なコメント。初日から追い風が強まる予報も出ており、今節は誰もチルト3度にしない可能性の方が高そうだ。