三国
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丸野一樹が気迫で押し切り優勝を飾る/三国モーターボート大賞
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ボートレース三国のGⅡ「モーターボート大賞~地区代表戦~」は、一節を通して良い天候に恵まれた大会となった。今節では、中山将と石本裕武がGⅡ初勝利を達成し、めでたいシリーズとなった。
優勝を手にしたのは、安定したレースさばきを見せた丸野一樹。前検では「回転が全く合っていない。ペラが根本から気になるから叩き変えることも含め、外周りから調整していく」と不安な気配が漂っていた。初日前半は5着と着外に沈んだが、後半から整備が進み、安定感を取り戻した。
準優勝戦では、柴田光が痛恨のフライングを切り、丸野が好スタートからまくり差しを決めて、優勝戦での絶好枠を獲得。優勝戦では、土屋智則のまくり差しに一瞬ヒヤリとする場面もあったが、丸野が気迫で押し切り優勝を果たした。丸野にとっては当地で5年ぶり3度目の優勝となった。勢いに乗る丸野の走りから、今後も目が離せないだろう。
優勝者コメント・丸野一樹
「嬉しいです。久しぶりの優勝だったので、本当に嬉しいです。やってしまったかと思いましたが、何とか逃げ切れて良かった。ギリギリでしたが、エンジンが後押ししてくれましたね。久しぶりのGⅡの優勝戦で緊張していましたが、舟足は良かったです。前検と比べると、見違えるくらいに仕上がっていました。1マークはとにかく先に回ろうと思い、全速で回りました。2マークも強い心を持って先取りしようと考え、後は転ばないように、抜かれないように最後まで走り切りました。勝ち切れたことは自分の自信になりました。
同期の片橋幸貴さんと来年のクラシックに一緒に出ようと話していたので、一緒に出られることが嬉しいです。これをきっかけに、次は地元のGIでリズムを上げていきたいですね。
皆さん、遅くまで残って頂き、本当にありがとうございました。久しぶりの優勝ですが、やっと一つ殻を破れたと思っています。また上の舞台で勝てるように、レベルアップして頑張っていきますので、これからもご声援よろしくお願いします」。