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桐生
桐生
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桐生は全国24場の中で最も標高が高く、気圧が低いのでエンジンの回転がなかなか上がらず、調整が難しいという声が聞かれる。さらに東端にあるため、どうしてもあっせんされる選手は東日本の選手が多い。さらにコロナの流行期間中は近隣地区優先のあっせんが続いたので、西日本の選手が走る機会は少なめだった。2節以上走って好走歴が続いた選手には、関東・東海地区の選手が多い。
最大の注目は宮之原輝紀で、周年2節を含む5節で4回優出。その中には65周年での優出、GⅢ企業杯での優勝を含む。非常に中身の濃い戦歴といえるだろう。勝率トップの黒野元基は2節だけではあるが、3連対を外したのは各1走ずつだけ。優勝と準優勝でまとめている。板橋侑我も昨年12月の開催では、中堅機ながらオール3連対で圧勝した。地元の2人は、もちろん出走回数は飛び抜けて多く、とくに関浩哉は5月以降、毎月走っている。今回使うエンジンの特徴や相場なども熟知しているはずだ。
遠征勢でマークしておきたいのは中村日向と中亮太か。その一方で、当地を3年以上走っていない選手が8人もいる。そのうち7人が四国以西の選手で、デビュー以来一度も走ったことがない選手も2人含まれる。有力どころでは、ドリームメンバーの佐々木完太や安河内健、さらに最近売り出し中の濱野斗馬らの名前も見える。中には調整に手間取る選手が出てくるかもしれない。
51号機は初おろしから上位~中上級を推移。4、5月にピークを迎え、その後は落ち気味だったが、GW開催の久田敏之は「半年も割っていない機だから」と本体を総チェックし、メンテナンス後は気配が上昇。予選3位、優勝戦3着の久田は「秋からは絶対に出る機だと思う」と太鼓判を押した。68号機は6月のヴィーナスSマクール杯で、福岡泉水がデビュー初優出初Vの強烈なインパクトを残した。福岡は「こんなエンジン初めて。選手になってから1番。ダントツです」と絶賛していたが、同機は以前から有力モーターの1つだった。2月に渡部悟が強烈な足でオール3連対V、GW開催で若手の塚越海斗も出ていた。最近ではお盆開催で予選1位、最終的に優勝した金子賢志が、リップサービス込み!?で「僕がこの成績なので、68号機がエースでいいんじゃないかな」と話していた。
上位10機には入らなかったが、お盆開催で土屋智則が「欠点のない機。周年でも引きたい」と評価した52号機、近況上昇中の75号機も注目したい。なお、今回の桐生では部品交換を制限しない予定。現エンジンでセット交換をした選手は多数いるが、尼崎グラチャンのように舟足が大きく変わった例はほとんどない。
この両者に続くのは、順当ならば、トライアルのイースタン(EY)&ウエスタンヤング(WY)を制した豊田健士郎と新開航だ。豊田は、5月からの新期だけで7優出5優勝と絶好調。EY優勝に続いて7月のボートレース甲子園(GⅡ)でも優出。このYDでも第6回で準優勝の実績があり、タイトル目前と期待が高まる。一昨年に最多勝を飾ってブレークをした新開は、昨秋にGI初優勝。YDでは昨年初優出している。WYは昨年に続き、今年は豪快無比な大外まくりで連覇を果たした。
23歳にしてオールスターで早くもSG覇者に輝いた定松勇樹は、年末に向けて賞金の上積みを図る。この定松に続き、既に九州チャンプの勲章がある末永和也、WYでは1号艇で優出した安河内健、さらに常住蓮と、佐賀勢の層は厚い。愛知勢もV圏内で粒揃いだ。昨年のダービーでの大健闘が思い出される吉田裕平の新期勝率はトップクラス。黒野元基も近況好調な上に桐生実績がある。スタート一発を秘める野中一平、前田3兄弟の長兄・前田篤哉もしぶとい。さらにもうひとり注目を集めるのが、8月6日に芦屋72周年で初GIを手にした入海馨だ。YDとは好相性で、第8回でGI初優出。昨年は1号艇で優出しながら涙をのんだが、今年はリベンジを誓う。
出場順位が下位でも、波乱劇や好配当の使者になってくれそうな候補も何人か挙げておきたい。まずは地元の大澤風葵だ。一時スランプに陥りA2級に降格していたが、近況は復調気配。お盆開催のFは残念だったが、その後の走りからは影響なさそう。中島秀治と澤田尚也の滋賀コンビはともに新期7点オーバー。びわこ開催のEYでは優出3着だった澤田への期待は特に大きい。
今回の出場選手で最も期が若いのは129期生で、この期からは藤原碧生、藤田俊祐、竹間隆晟の3人が出場。ルーキーに詳しいファンには既に名前が売れてきているが、全国のファンへ向けてさらに強烈に売り込んでほしい。
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