西橋奈未
西橋奈未

丸亀

西橋奈未が勝負駆けに望みをつなぐ「どのコースでもチャンスはある」/ボートレース丸亀・メモリアル

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ボートレース丸亀のSG「第70回ボートレースメモリアル」は30日に4日目の競走が行われる。

予選3日目では、序盤戦を無傷の3連勝でリードしていた峰竜太の2走に注目が集まった。7Rでは1Mで不利を受け後方に置かれたが、道中で猛追し、3着逆転が期待された。しかし、峰の前に立ちはだかったのは西山貴浩だった。二転三転した3着争いは西山に軍配が上がり、スーパースターを競り落としての3着逆転劇となった。西山は「峰さんとは回ってからの足が違い過ぎたけど、自分も伸びは悪くないですからね。どうせ水面が荒れるなら、大シケになって欲しいね」とコメントし、充実感を漂わせていた。

連勝がストップした峰は「結果は出なかったけど、レース足だけでなく、伸びも良くなってましたからね」と自信を見せており、予選ラストの11Rは5号艇で登場するが、機力に問題はなく、アウト発進でも巻き返しは可能と見ている。この11Rで準優勝戦の1号艇を巡る争いが決着しそうだ。

3日目に1着と3着を記録し、勝負駆けに望みをつないだ西橋奈未は「足は周りの人からは好評だけど、ターンの押す感じや軽快さはもう少し良くしたいですね」と不満を漏らす。それでも道中の走りは堂々としており、「どのコースでもチャンスはあるレース場だと思うし、準優に向けて頑張りたいですね」と意欲的な姿勢を見せている。予選ラストは6Rの4号艇で登場する。

地元勢では、7位タイで予選ラストの戦いに臨む森高一真に注目が集まる。3日目7Rのイン戦ではレースの失敗もあり、勝ち切れず2着に終わったが、「意地だけは負けないつもりだし、いい枠で乗れるようにしっかり走りますよ」と気合を見せている。4日目後半の10Rはハイレベルなエンジンメンバーで厳しい戦いが予想されるが、地元の意地をどこまで見せられるか、注目されるところだ。