琵琶湖
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吉川元浩がびわこで3年半ぶりの優勝
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ボートレースびわこの「さがけいば杯」は23日にシリーズの最終日を迎えた。
朝から晴れ間が広がり、今シリーズで最も良い天気に恵まれたが、列島に接近する台風の影響で終始強い風が吹きつけ、向かい風5mという水面コンディションで優勝戦を迎えた。絶好枠は、6戦4勝で手にした吉川元浩。吉川元と同様に、準優でインから危なげなく逃げ切った澤田尚也と下條雄太郎が2、3枠に配置。そして4、5枠には、準優で4コースから俊敏な攻めを見せ2着に入った芝田浩治と和田兼輔の兵庫勢が揃った。さらに、準優6枠からスタートを決めて激しく追い上げ、減点を跳ね返して意地の優出を果たした定松勇樹が、再び6枠から激走を狙う。
優勝戦は、枠なりの3対3の進入隊形で開始。コンマ10のスタートを決めたのはインの吉川元と3コースの下條だったが、他の4艇もほぼ横一線のスタートを切った。そこから吉川元が力強くインから先制し、2コースの澤田がすかさず差しハンドルを切る。下條はその狭い間をまくり差しで突こうとしたが叶わずやや後退。この時点でトップの吉川元、2番手の澤田の順位がほぼ確定した。3番手には下條に続き、大外から差し伸びた定松が接近したが、2周目で下條がこれを振り切り、3連単は1-2-3で820円と1番人気の決着となった。
吉川元はこれで今年4度目の優勝を果たし、びわこでは3年半ぶり通算4度目の優勝となった。