琵琶湖
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アクシデントを尻目に是澤孝宏が今年初優勝
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ボートレースびわこの「滋賀県知事杯争奪 第29回びわこカップ」は16日が最終日。心配された台風の影響はなく、晴れ間が広がる穏やかな水面コンディションで優勝戦を迎えた。
準優でインから逃げた是澤孝宏、吉川昭男をはじめ、守田俊介、川島圭司、木村仁紀、谷川祐一と地元勢がズラリと並ぶ中、北陸軍団から乗り込んできた"カニッ娘"こと西橋奈未が紅一点、準優はまくりで勝ち上がる文句なしの内容で優勝戦に進出した。
3対3の枠なり進入で始まった優勝戦は、イン是澤、3コース西橋、カド4コース澤田が好スタート。澤田はやや強引にまくって出たが、是澤が1マークを先に回ってバックで早々と独走態勢を築いた。澤田とまくり差しで続いた西橋に、川島、守田も加わって2着争いは混戦となったが、2マーク手前で守田がハンドル操作を誤りまさかの転覆。このあおりを受けた川島も後退し、難を逃れた西橋、澤田が2、3着に入って、3連単1-3-4は1,790円(5番人気)で決着した。
当地で22年の近畿地区戦を制してGIウイナーの仲間入りを果たした是澤だが、今年はここまで一般戦でも優出なしと低空飛行が続いていた。しかし今節は序盤から3連勝を挙げて勢いづくと最後までそのまま突っ走り、遅ればせながら今年初優出、初優勝を飾った。今後もこれまでの不振を吹き飛ばす活躍に期待だ。