唐津
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佐賀支部大エース峰竜太が貫録の逃げで通算103回目の優勝
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ボートレース唐津の「お盆特選~がばい王者決定戦~」は15日が最終日。12Rで優勝戦が行われた。1号艇は予選を2位で通過した峰竜太、2号艇は伸びを含めて機力万全の古賀繁輝、3号艇は大会連覇を目指す宮地元輝。宮地はエンジン的に見劣るが、準優でまくり差しを決めるなどテクニックは峰が一目置くほど。しかも準優と同じ3号艇とあって、「何かやってくれるはず」と期待を寄せるファンも多かった。
進入は枠なりの3対3。スリットでは節一級の仕上がりだった古賀が痛恨の遅れ。イン峰は壁の無い状態になって宮地に展開が向いたが、峰は冷静に宮地のまくりを受け止めて逃げ快勝。3着には差した末永和也が入って、3連単1-3-4は660円の1番人気で決着した。
峰はお盆戦2年ぶり5回目、地元戦は25回目、通算では103回目の優勝。今節は低調機を引いて「ボロエンジン」と前検気配はイマイチだったが、一夜明けて迎えた初日は「整備が当たった。優勝できる」と一気にトップ級へ押し上げた。予選は弟子の山田康二に次いで2位通過だったものの、山田は準優12Rで4着に敗れて脱落。佐賀支部大エースは「こういうときは負けてはいけない」と、巡ってきたチャンスをしっかりものにした。