上積みに成功の井口佳典が得点率トップを快走

ボートレース津の「中京スポーツ納涼しぶき杯争奪戦」は14日に2日目の開催が行われた。

2日目のオープニングでは、山下夏鈴がまくり強行。しかし、不良航法の判定が下り、痛恨の減点10となった。「後悔しても仕方ないです。挽回したいけど、それよりもA級がありますから。そのために頑張りたい」と語った。 前回も準優で不良航法を取られ、優出をフイにした彼女。立て続けにまくっては減点と、嫌な流れが続いている地元戦だが、心は折れていない。

一方、ドリーム戦5着の豊田健士郎は2日目1、2着と巻き返しに成功。逆に初日1、2着の新田雄史は痛恨の6着に敗れ、一歩後退。松井洪弥は4戦目で4着に敗れ、中北将史も5着。初日連勝組も思うように得点を伸ばせなかった。

井口佳典は連勝し、これで序盤の2日間を終えて得点率トップへ立った。「レースになる感触になった」とドリーム戦からの上積みも実感できている。今後、井口がこのまま快音を続けるのか、それともオール2連対の坂口周がトップ争いに食い込んでくるのかが注目される。

さらに注目は、こちらもオール2連対をキープしている中山翔太。「レースをしていて楽しい」と語り、成績はうなぎ上りだ。準優内枠を、いや1号艇を意識するためにも、大事な3日目の2走となる。