宮島
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地元の大原祥昌が悲願のデビュー初優勝
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ボートレース宮島の「第3回エフ・ディミニッシュバトルシリーズ」は8日に最終日を迎えて、地元の大原祥昌の優勝で幕を閉じた。
ターニングポイントとなったのは準優勝戦。予選トップ通過の田中信一郎が2着に敗れ、東本勝利は3着惜敗で優勝戦線から脱落。そんな中で大原だけはインから逃げを決めて、優勝戦ポールポジションを獲得した。
迎えた優勝戦。スリットでは2コースの田頭虎親がコンマ04のトップSからまくりを狙ったが、大原はコンマ09のSで応戦。1Mまでに伸び返してそのまま先マイを決めた。一方、田頭はバランスを崩して転覆し、これに乗り上げた3号艇の中村魁生も転覆するアクシデントが発生。その間に先行していた大原が大きくリードを広げて、Vゴールを駆け抜けた。
後藤翔之も事故艇に乗り上げながらも立て直して2着。3着には岩瀬裕亮が続いて、3連単1-6-5は2万3070円の高配当となった。なお、田頭は妨害失格となっている。
大原は悲願のデビュー初優勝。前期は事故点が多く思うようなレースができなかったが、今期に入ってからは以前のような思い切りのいいレースを連発。先月は地元初優出を経験し、今大会ではキッチリ勝ち切った。着実にステップアップしている大原から今後も目が離せない。