芦屋
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「ヤングダービーのリベンジを果たせた」入海馨がGI初優勝!/芦屋全日本王座決定戦
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ボートレース芦屋のGI「読売新聞社杯 全日本王座決定戦 開設72周年記念」は6日にシリーズの幕を下ろした。
初日の見せ場は2度目の開催となる12R「GRドリーム」で、白星を挙げた毒島誠がきっちり優勝戦まで駒を進めた。5コースからの鋭いまくり差しはまさに至高のレースだった。2件のFも印象的。2日目に飛び出した砂長知輝はエース13号機を手にして「勝負どころだと思いました」と4カドから果敢に攻め込んだ結果。4日目の西山貴浩は得点率トップを争う状況で「優勝するために行くつもりだった」とともに攻めの姿勢が裏目に出てしまったもの。F自体は褒められたことではないが、この姿勢はファンが求めるもののひとつだと考える。
そんなシリーズを制したのは入海馨。自力で予選トップ通過を掴み、準優、優勝戦と逃げての王道VでGI初優勝を飾った。記念単独開催で豪華メンバーが集まったシリーズでの優勝は頼もしく映った。旋回力には定評があった選手。一気にブレイクしても何ら不思議はない。
優勝者コメント・入海馨
「すごいレーサーばかりだったし、自信になります。前検で出足が良くて、いいエンジンだと思っていました。優勝できる時の感触がありました。3日目ぐらいから予選トップ通過を意識していて、4日目に1着で逆転できたのが大きかったですね。4日目、5日目の夜は寝付きが悪かったですけど、優勝戦は自分が茅原悠紀だと思い込んでレースに行きました。ハンドルを切った瞬間に行けると思いました。毒島さんが離れなかったので緊張感を持って3周走ることができましたね(笑)。昨年のヤングダービー(優勝戦1号艇で3着)のことを忘れたことはありません。あれのおかげでメンタルもS力も強化できたと思うし、今回の優勝でやっと糧にできたと思います。リベンジは今回で果たせたと思いますが、ヤングダービーでも借りを返したいですね」。