宇野弥生
宇野弥生

フライング続出の中、宇野弥生が冷静なレース運びで勝利/津オールレディース

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津ボートレースの「オールレディースマクール杯」は31日に幕を閉じた。

フライングが7件と多発、そして帰郷選手も多数出た今回のオールレディースマクール杯。連日の猛暑に加え、風向きも一定しなかった難しさもあったのか。そして最も残念な出来事は、準優10Rでカドまくりを決めた山下夏鈴。地元初優出を達成したかと思われたが、締め込みが不良航法と判定された。素晴らしい伸びを誇っていただけに悔しい思いでいっぱいだったことだろう。

エンジン抽選の時点では主力級に厳しい抽選が多かったため、波乱ムードも予感された。だが、最後のベスト6はいたって順当な顔触れが残った。最終日は昼過ぎから風が強まり今節初めての安定板が装着されたが、優勝した宇野弥生は見事な調整を進めた。予選最後で得点率トップの座を高田ひかるへ明け渡したが、動じることなく優勝戦も冷静なレース運びを見せた。今年は2回目の優勝、そして津は3節連続優出にして初優勝決めた。次は福岡のレディースチャンピオン。最高の勢いで大舞台へ乗り込む。

優勝者コメント・宇野弥生

「安定板がついたけど、降ろしたときにいい感じでしたから足は良い状態で行けました。苦手な2コースだったけど、展示で高田(ひかる)さんがコンマ16のフライングを切っていたのでもしかしたら…の期待はあった。私自身もいいスタートを切れましたね。それに、思った以上にターンで流れてくれたのでラッキーな展開になりました。もうこの優勝は置いといて、次のレディースチャンピオンに気持ちを入れて張ります」

優勝戦の結果はこちら 津12R