田路朋史
田路朋史

若松

初日は3つの6コースまくりがさく裂

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ボートレース若松では「ミッドナイトレースマンスリーBOATRACE杯」が30日に開幕し、初日は3Rと進入固定戦の5R、そして本命シード番組の8Rで6コースまくりがさく裂した。

3Rは梅木敬太、5Rは青木蓮と当地初登場の2人があいさつ代わりにド派手なパフォーマンス。梅木の方は4号艇だったが、ピット離れを失敗しての6コース。「直線系は良さそう」と中辻崇人の伸び型ペラが着いている上昇機のパワーを見事に生かし切った。青木のエンジンはルーキー戦で藤森陸斗が上位足で優出した上昇機。「ペラは伸び型にはたたいていないので、伸びたのはダッシュ分だと思う」と話していたが、展示タイムは抜けており、進入固定戦の6コースからまくれる伸びは間違いなく上位だろう。

8Rの田路朋史はチルトこそ0度だったものの、伸び型調整のペラ。その分、ピット離れで遅れてしまい、5号艇ながら6コースになったが、グイグイ伸びて有無を言わさぬまくり勝ち。このエンジンは乗り手によって極端に足が変わる難しいエンジンだが、1月には菅章哉、6月には佐藤隆太郎が節イチパワーに仕上げて優勝。合えば節イチになるエンジンなので、底力はある。