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高田ひかるが5年ぶりの地元Vへ/津オールレディース・マクール杯
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ボートレース津のGⅢ「津オールレディース マクール杯」は30日に5日目が終了した。
まさかの...、いや見ていたこちらも「やばい」と思っていた部分はあった。準優10Rで、カドまくりを決めた山下夏鈴だったが一つ内の櫻本あゆみに接触。これが不良航法と判定され1着ゴールも賞典除外になってしまった。2着の深川麻奈美と、大接戦の末に3着を勝ち取った川野芽唯が優出となった。
準優11Rでは宇野弥生がイン快勝劇を演じた。日高逸子がキャリアを見せる立ち回りで2M塩崎桐加を突き放し次位を確保。
そして準優12Rは、予選トップながらSをなかなか決められなかった高田ひかるが今節一番のコンマ10のスタート。鎌倉涼が2コースから意表を突くツケマイに出たが動じず封じ、ポールポジションを確保。「ペラをノーハンマーなんて、下関の初優勝以来ですよ」と笑う。5年前の初V以降は当然の事ながらペラ調整に汗をかき、ここ数年で女子屈指のまくり屋として名をはせた。今節は「トップ級の回り足」を武器に勝ち上がり、優勝戦1号艇までたどり着いた。「他の人のペラの方が出るんかな?」と苦笑いも出たが、彼女の武器は伸びてまくるだけでなく、ターンテクニックの裏付けがあるからこそ。そう実感させる活躍だった。2019年6月以来となる地元Vへ、最後の課題となっているスタートへ全神経を集中させる。