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ボートレース津のGⅢ「津オールレディース マクール杯」は29日に大激戦の予選が終了した。3日目までトップに立っていた宇野弥生は12Rで6号艇のハンデをはね返すことができず、5着と大敗。9Rを1着で終えて結果待ちとなっていた高田ひかるが逆転で予選トップ通過を果たした。高田は「ノーハンマーです。それでも伸びは悪くない。宇野さんや寺田空詩さんはいいけれど、回り足に関してはトップ級だと思いますよ」と、機力にも好感触を得ている。あとは冷静にスタートを決めることができれば、優勝戦の1号艇は向こうから近づいてくるだろう。2位へ後退した宇野の足も強力。大敗なくさばいた川野芽唯が3位で続き、この3選手が準優1号艇を手にした。
準優でもっとも波乱の可能性が高いのは10Rか。4号艇が抜群パワーを見せている山下夏鈴で、「伸びだけじゃなくて、回り足もいいですよ!」と、調整も分かった様子。展示タイムから圧倒的な存在感を示しているが、手前の足もいいとなれば楽しみが膨らむ。川野にスタートからかなりのプレッシャーがかかりそうだ。また、山下の攻めに乗る深川麻奈美、加藤綾にも絶好の展開が期待できるだけに、ここが穴目になる。
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