芦屋
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西野雄貴が人気に応えて復帰後初V
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ボートレース芦屋の「BTS高城開設26周年記念」は28日、優勝戦が行われた。
西野雄貴は「最近使っている伸び寄りの形に叩き変えた」と、前検からペラ調整に踏み切ったことが奏功。前検一番時計と好素性13号機のパワーを早々に引き出し、予選トップ通過から準優も完勝。優勝戦の展示タイムも各種一番時計をマークと、ぶっちぎりのパワーに仕上げた。
進入は枠なり3対3。スリットでは上野真之介がコンマ02、カド鈴木勝博がコンマ01とかなり早いスタートを踏み込んできたが、2コースの岡村慶太もコンマ07のスタートでしっかり壁の役割を果たした。そして何より西野もインからコンマ05と強烈なスタート。先マイから他艇の攻めを振り切ってバックでグイグイとリードを広げた。次位争いは大外の春園功太だけが蚊帳の外となり、一番差しの岡村、まくり差しの上野、外マイの品田直樹に内伸ばしてきた鈴木と4艇が2マークに殺到。これを冷静にさばいた上野が2着を確保すると、3着は岡村。内枠3者での決着となった。2連単1-3は260円、3連単1-3-2は540円でともに1番人気だった。
西野は1月に「痛み止めを飲んでも全く動けないぐらいに膝が痛くなってしまって…」という負傷により約3か月の欠場。「病院では1年ぐらい休んだ方がいいと言われましたが、走れるなら走りたいと思って」と4月に実戦復帰。復帰2節目の丸亀で優出すると、6月大村から鳴門、そして今節で3節連続優出を果たし、今節は最後まで圧倒的な強さを披露した。負傷の影響もレース勘の不安も微塵も感じさせない強さ。下半期は「最強のB級」としての活躍に期待したい。