貫禄を見せつけた定松勇樹が今年3度目のV

ボートレース尼崎の「ルーキーシリーズ第10戦 スカパー！・JLC杯」は25日に最終日を迎えた。選抜戦10Rは原田雄次、11Rは末永和也が揃って逃げて白星締め。末永は優出を逃したものの、終わってみれば5勝をマーク。ルーキー戦ではやはり格上の決定力を見せつけた。

優勝戦の進入は枠なり3対3。スリットではカド竹間隆晟が後手を踏み、残る5艇は0台のスタート。イン定松勇樹はそのまま1マークを先に回って、バックでは早々と独走態勢を築いた。

差した中村日向と、握って回った畑田汰一が2番手で並走。2マークでは畑田が再び握って勝負をかけるが、舟が流れて万事休す。中村が2着を守った。3連単1-2-3は670円、一番人気で決着した。

定松は通算11度目、今年3度目、当地では初のV。今節は序盤に3連勝を決めて4走目に新ペラ交換。明らかには気配ダウンしたが、徐々に立て直して最後もしっかり人気に応えた定松。実力、調整力共にSGタイトルホルダーらしい、貫禄を見せつけたシリーズとなった。

優勝戦の結果はこちら 尼崎12R