山崎郡が鋭い差しで抜いて優勝

ボートレース戸田の「アーリー・タイムズカップ」は17日が最終日。シリーズを通して曇天が続いていたが、最終日は太陽も顔をのぞかせ、気温は30度を超えた。

注目の12R「優勝戦」、追い風3Mのコンディション。レースは3号艇の滝沢芳行がダッシュに引き、12/3456。スタートはインの春園功太が08のトップタイミングを決めて、1M先マイに出る。2コースの西山貴浩が3コースの滝沢に合わせる形でともに握る形となり、バックでは春園が先行。差した山崎郡が2番手で続く。

2Mでは春園が先頭で回るが、若干ロスのあるターンになり、この動きを見逃さず、山崎が鋭い差しハンドルを入れる。ターン出口で山崎が春園に並びかけ、2周ホームでは両者がラップに。2周1Mは内有利に山崎が回る。春園は全速勝負を選択するが、これは及ばず、ここで決着がついた。3着は地元ベテランの滝沢。

山崎は2月の近畿地区戦以来、今年2度目の優勝。通算22回目の優勝となった。当地では2度目の優出で初V。2連単4-1は950円(3番人気)、3連単4-1-3は4,820円(15人気)。

優勝戦の結果はこちら 戸田12R