上條暢嵩
上條暢嵩

上條暢嵩が集大成を見せていく/津ボートレース甲子園

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ボートレース津のGⅡ「第6回全国ボートレース甲子園」は10日に開幕した。

甲子園は今年で第6回を迎える。過去5大会からの皆勤賞は8選手。そのひとりである青森代表の鹿島敏弘は「当然ぼくでしょう!毎年この大会を楽しみにしてますよ。ここで『みんな懸命にやっているなあ』と姿勢を見習って、自分に刺激を与えているんです。ここから調子よくなるときも多いんですよ」と笑う。めったに走ることのない記念レースで得るものは多いというが、初日6号艇は6着と辛酸をなめた。2日目以降、どこかで見せ場を演出したいところだ。

オープニングを飾ったのが上條暢嵩。前走地の尼崎グラチャンは異様なセット交換ラッシュだったが、彼は最後まで整備を拒んだ。「あそこまで(優勝戦)きたら出来なかったですね。でも1号艇だったらどうしていたかなあ」と振り返る。次々とチューンナップが進む中でノーマル勝負を選んだが、優出という結果を出せたことで「自信にもつながりました」と得たものはかなり大きい。「今節も回り足はかなりいい感触」と言う。ペラ調整で出せる自信が深まった夏。その集大成をこれから見せていく。