江戸川
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【GⅡ事前情報】主力は岡崎恭裕、新田雄史、稲田浩二 水面好相性なのは平尾崇典、是澤孝宏/江戸川モーターボート大賞
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展望
1月に続いて今年2度目の開催となるGⅡ「江戸川634杯モーターボート大賞」は7月16日に開幕する。今年1月の大会は湯川浩司がV。当地の鬼と呼べる湯川だが、大村オーシャンカップ出場のため今回は不参加となっている。地元大将の石渡鉄兵も、津ボートレース甲子園出場のため不在。SGトップ級の姿が少なく、地元の大将格も不在という混戦シリーズだ。
そんな中、岡崎恭裕、新田雄史、稲田浩二がシリーズ3傑となる。ただ、当地は格より水面相性が大切になることも多い。平尾崇典や、波風最強クラスの是澤孝宏、片橋幸貴からも目が離せない。地元勢では大池佑来が大将格。山田哲也、佐藤大佑も期待を背負う存在となる。
水面・モーター
南寄りの強風が吹きやすい季節。潮周りは初日が若潮で、節終盤へ向けて大潮に変化していく。上げ基調で厳選された日程と言えるが、水面状況には注意が必要だ。
モーターは5月4日が初下ろしで、今節が使用7節目。6月第2節の時点では最大使用機でも4節しか使用しておらず、素性ははっきりしていない。そんな中でも、5月2節目で高田明が超抜パワーで優勝した23号機のレース足が優秀でエース候補。21号機も地元・石渡翔一郎が「23号機と並んでエース候補になりそう」と話しており、直線系は強力。他では30、34、35、36、39号機の30番台に、51、56、58の50番台にも当たりモーターは多い。
今節のキモ
節間は上げ潮が基調で、節終盤は大潮で潮位差も200cmと流れが速い。加えて強い追い風が吹けば、波高はそれほどではなくても難しい特殊水面となる。1Mはイン艇も含めて強めに握り込む艇は舟が流れて不利な水面。差しが利きやすく、外艇の出番は減少する傾向だ。差し系の組み立てが巧い若林将、桑原将光、馬場剛、遠征勢では権藤俊光の注目度がアップするかもしれない。