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【GⅡ事前情報】超大穴実績がある前川守嗣から目が離せない!/津ボートレース甲子園
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ボートレース津では7月10日からGⅡ「第6回全国ボートレース甲子園」が開催される。SGのトップレーサーとB1級の選手が一緒に走る、他に例を見ない特殊なGⅡだ。
節間を通じて、技量差が大きいため堅いレースが多いが、A2級やB1級の伏兵が2、3着に食い込んでの穴決着も見られる。過去5回360レースで52本の万舟券が飛び出し、その中には5万舟以上の超大穴も10本含まれている。
そして、これまでしばしば好配当に絡んでいるのが前川守嗣と高橋直哉。特に前川は3回も超大穴に絡んでいて、穴党は目を離せない。
エース機は16号機か 数字は低くとも大注目の68号機
当地は昨年12月に新競技棟が完成して、同時に新エンジン、新ボート、新ペラへ更新された。
相場が固まり始めた頃にエース機の看板を背負っていたのは72号機。3月に3節連続優勝の快挙を達成したが、その後は勢いを大きく落としている。そこまで本体に部品交換はなかったのが、最近はリングやキャブ交換など、大きな部品ではないものの疑問の目が向けられてきた。
72号機の凋落と同時に浮上してきたのは22号機と16号機。ただ、22号機も5月のGW戦で優勝した後、評価を下げている。一方で16号機は強力ムードを維持。使い始めから数字には繋がらなかったが、◎評価が多くつけられていた。4月終わりに新ペラとなり、前田篤哉はノーハンマーで優出2着。次の岡祐臣も回り足を上位級へ仕上げ、引き継いだ大田直弥は「かなり出てる」とべた褒め。伸びてまくるというよりも、レース足が素晴らしい。いい本体に抜群ペラが付けられた可能性が高くなってきた。2連対率は30%半ばだが、エースと呼べるのはこの16号機か。
要注目は68号機。もともと勝率より評価は高かったが、温水パイプが外れたGW戦から一段と加速。太田潮は未勝利だったとはいえ、好エンジンが出揃っていたにもかかわらず行き足はかなり目立っていた。その威力は次の永田義紘で花開き、行き足や伸びの直線系はシリーズトップを争う動き。優勝戦でも見せ場を作っていた。2連対率は5月半ば時点で30%に満たないが、攻める選手が手にすれば強い武器になるだろう。
52、65号機は勝率なりの動きが期待できる。隠れ好機として注目したいのは11、40号機だ。11号機は一時中だるみしたが、5月に新開航が6コースから優勝して復活ムード。40号機は4月になってから快音が鳴り響く上昇エンジン。温水パイプが外れる直前に開眼したが、外れても気配に問題なし。39号機も伸び仕様の中辻崇人が威力を証明。ただ、出足中心に合わせると水準が一杯か。伸び系を操れる選手なら楽しみだ。