尼崎
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西山貴浩「セット交換してる人にかなりやられる」 舟券のキーワードは"整備済み"か/尼崎グランドチャンピオン
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ボートレース尼崎のSG「第34回グランドチャンピオン」は28日に予選最終日を迎える。
整備ラッシュだった初日、2日目に比べて、3日目の整備室は少し落ち着きを見せていた。そんな中、西山貴浩が「Sは決まってるし、悪くない。でも、セット交換(リング・ピストン・シリンダーケース)している人とは気配が違う。整備してない人なら合わせても一緒くらいあるが、している人にはかなりやられる。このままじゃ帰れないし、自分も何かしたい」と気になるコメントを残している。もちろん整備した全員が大幅に良くなる訳ではないが、少なからず上向いている印象。舟券を買う時には整備欄のチェックが必須と言っていいかもしれない。
実際に整備を施して初白星を挙げた深谷知博は、「バランスが取れて全体的にいい。少しずついい感じ」と上昇一途で、山崎郡も「整備で本体は別物になった。行き足がしっかりしていて、Sが決めやすい」とコメントが一変。馬場貴也に至っては3日目を連勝して、「峰竜太君が出ていたけど、しっかりレースができる足」と納得の表情を見せた。ちなみに3日目は宮之原輝紀がセット交換に着手。結果は4着だったが「普通にレースできる足になってきた」と雰囲気はアップしただけに、4日目以降は狙い目になるはずだ。
ただ、未整備の選手が決して悪い訳ではない。元々のモーター素性が良かった選手もいる。菊地孝平は「セット交換していた長田頼宗選手よりも、ちょっと強めだったね。自分好みのレース足や行き足になっていますよ」と手応えに納得の表情。上條暢嵩も「まあまあです。レース足は悪くないし、乗りやすい」と序盤から水準以上の気配をキープしている。佐藤翼も「競り勝てたのは大きいね。体感が違って違和感はあるが、足自体は全体的に良くなってる」と話していた。4日目はこの3選手の準優勝負駆けからも目が離せない。