渡邉睦広
渡邉睦広

芦屋

渡邉睦広がブランク感じさせない一撃V

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ボートレース芦屋の「BOATBoyカップモーヴィ芦屋オープン3周年記念」は26日、最終12Rで優勝戦が行われた。4号艇に石川真二がいたことでコース争いから注目だったが、内コースを取れるほど飛び出すことはなかった。前づけの形で内を伺うと、3号艇の渡邉睦広はすんなり引いたが、1号艇の永田秀二はもちろん2号艇の永井彪也も枠を主張。展示と同様に内から124/356の3対3でスリットラインに6艇が正対した。

永田と石川は準優も対決していてコンマ01と02とギリギリまでSを踏み込んで優出を勝ち取ったが、優勝戦のSは永井も含めたスロー3者はいずれもコンマ15辺り。それに対して4カドを選択した渡邉睦がコンマ04のトップS。スリット後に一気に内3艇をのみ込んで先頭に躍り出た。マーク位置から展開を突いた三浦永理が執拗に追いかけたが、逆転までは届かず渡邉睦が先頭でゴールイン。2着は三浦、3着は6号艇の高田明が入り、ダッシュ勢が上位を独占。2連単3-5は5,490円(15番人気)、3連単3-5-6は1万8860円(51番人気)の高配当で決着した。

渡邉睦は3月びわこでの負傷から前節の6月多摩川で実戦に復帰したばかり。それでも機力不足を嘆いていた序盤から日に日にパワーアップにも成功するなどブランクもケガの影響も全く感じさせないレースぶりを見せて、当地では初V、通算では15回目のVを達成した。優勝は負傷前の2022年5月平和島、優出も同年12月桐生から遠ざかっていただけに、負傷による欠場がいい転機になったのかもしれない。

優勝戦の結果はこちら 芦屋12R