尼崎
尼崎
整備が即結果に繋がった馬場貴也が納得のコメント/尼崎グランドチャンピオン
{{ good_count }}
ボートレース尼崎のSG「第34回グランドチャンピオン」が26日に予選2日目を迎える。初日は時折、雨も落ちる曇り空。それでもファンの熱気は熱かった。開会式では記憶の中では1番と思えるほどの人の多さで歓声もすごかった。選手はこの声援が強力な後押しになるはずだが、記者も背筋が伸びる思いがした。
さてピットレポート。予想はしていたがかなりの選手がいきなりモーター整備を敢行した。整備室は満員とまでは言わないが常に数人がいる状態。レース直後に整備室に走って飛び込んでくる選手もいる。その中でも即結果に繋げたのが馬場貴也。前半は見せ場なく大敗したが、整備直後の後半レースでは見事な2コース差し切り。本人も「整備で出足がアップ。挽回できたと思うし2日目以降もしっかり走りたい」と気を引き締めつつ、安堵の表情を見せた。
峰竜太や羽野直也も整備でグンと上向いて、今節は部品交換後の選手に熱視線を注ぐ必要がありそうだ。寺田祥は前検コメントが今イチだったがレースに行ってみるとあっさり白星発進。本人は首を傾げながら「1マークは押し感があった。レースではいいみたい。でも試運転で乗りづらいし体感のズレがある。乗りながら体感を合わせたい」と歯切れはもう一つ。ただモーター素性は間違いなく、日に日に良くなる予感あり。2日目は4、6枠で登場するだけに穴党待望の万シュー提供に期待したいところ。
もう一人、ボート界の人気者・西山貴浩もピックアップしたい。初日は前述の寺田に一歩及ばず2着発進だったが「悪くないですよ。飛び抜けた部分はないが乗り心地含めて全体に悪くない。寺田さんにもちょっと回ってからやられるくらい」とコメントは上々。勢いに乗れば突っ走るタイプであることはファンも周知。今節はそのパターンに期待が持てるかもしれない。