平尾崇典
平尾崇典

児島

【GⅡ事前情報】地元エースは経験値豊富な平尾崇典、好調・守田俊介がライバル筆頭!/児島モーターボート大賞

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展望

ボートレース児島では7月2日からGⅡ「モーターボート大賞 児島のまくりキング決定戦」が開幕する。7月ということもあり、夏場の当地は経験値の高い選手が有力だ。地元でSGタイトルを制している平尾崇典が主役。新期A1復帰を果たしており、臨戦態勢は整っている。山口達也はコースを問わず、多彩なハンドルワークで安定感は十分。外枠では伸びに振った調整もあり活躍が期待される。

藤原啓史朗は、昨年びわこでパーフェクト優勝を飾るなど、地力は右肩上がりだ。渡邉和将は22年蒲郡周年で白井英治を振り切ってGI初制覇しており、近況も充実している。

遠征組の中で筆頭は守田俊介。SGV2の実績と的確なSが武器だ。丸岡正典湯川浩司柳沢一新田雄史のSGホルダーも地元勢を脅かす。そして、当地周年覇者の松田祐季、4月周年で3連勝発進を決めた上平真二の走りに注目したい。

水面・モーター

瀬戸内海に面したレース場で干満差がある。開催時の潮位を見ると、初日は8R頃が干潮となり、2日目以降も後半戦は潮位が低く乗りやすい水面となる。ただ、それを見越したスタートの踏み込みがレースのカギとなりそうだ。

現行エンジンは昨年の12月から使用されている。5月GWシリーズに温水パイプが外れてから回転域に変化がある。4月周年で活躍を見せた66号機(松尾拓)は2連対率の動きがなく、中堅上位機の動きになっている。63号機はエース候補に浮上していたが、5月2節目の転覆でギヤケース、キャリアボデー、新ペラとなりパワー落ちしている。

近況は上條嘉嗣が準Vした56号機や46号機、45号機の活躍が目立つ。29号機は新ペラに変わって以降もパワーは十分、26号機は近況好調な柴田光が好仕上がりを見せた。2連対率30%台だったが、上位機と遜色がない動きだった。

今節のキモ

地元のアドバンテージがある森定晃史末永由楽白神優入海馨土屋南の攻めも期待ができる。上野真之介は4月に走っているし、当地巧者の金子萌鈴谷一平が活躍する姿も心待ちにしたい。